政治

宮台真司・福山哲郎『民主主義が一度もなかった国・日本』

宮台真司は社会的な発言の多い社会学者だが、これまで「ほんとに分かって言ってるのか」「はったりではないか」という印象のぬぐえないところがあった。しかし、どうやら本物(になってきた)ようだ。民主党の中堅政策通とのこの対談では、政権交代をめぐる政…

関岡英之『拒否できない日本』

一九八〇年代末に始まり、小泉政権下で推進された、いわゆる「構造改革」路線・新自由主義路線が、実は米国からの圧力で進められたものだというのは、すでにいくつかの指摘がある。本書は、この米国の圧力が「年次改革要望書」というはっきりした形をとった…